脳ドックとは

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脳ドックとは?

MRI・MRA検査を中心とする検査コースのことです

MRI・MRA検査を中心とする検査コースのことです

京都市中京区のしみず脳神経外科クリニックでは、頭痛やめまいなどの気になる症状がある方や、将来的に脳卒中などの重篤な病気にならないか心配な方のために、各種脳ドックを行っています。

脳ドックとは、頭部MRI・MRA検査を中心に、さらに頸動脈エコーを加えて脳卒中などの病気の早期発見を目的に行われる検査コースです。脳卒中には脳梗塞、脳出血、くも膜下出血などがあり、現在、日本人の死因の第4位となっています。発症すると命に関わる恐れがあり、仮に命を取りとめても65歳以上の高齢者の場合、半数近い方が寝たきりになるとされています。

脳ドックでは、頭部MRI検査により主に脳梗塞のリスクの診断、頭部MRA検査により主に未破裂脳動脈瘤のリスクの診断を行います。また、頸部MRA検査や頸動脈エコーにより、脳血管疾患全般のリスクを高める動脈硬化のリスクの診断を行います。

脳ドックはこんな方におすすめです

脳ドックは、「40歳以上で一度も脳ドックを受けたことがない方」「将来的に脳卒中にならないか心配な方」「頭痛、めまい、手足のしびれなどの症状がある方」「事故などで頭部を強打した方」など、性別年齢を問わず様々な方におすすめです。

「まだ自分には検査は必要ない」とお考えにならず、若いうちから積極的に検査を受けられることをおすすめします。当院へは、20~30代といった若い世代の方も検査を受けに来られています。

  • 脳卒中の家族歴のある方
  • 40歳以上で、これまで一度も脳ドックを受けたことがない方
  • 将来的に脳卒中など脳血管疾患にならないか心配な方
  • 血圧が高い方
  • 血糖値が高い方
  • 運動不足の方
  • 肥満傾向にある方
  • お煙草を吸われる方
  • もの忘れが気になる方(最近、まわりの方からもの忘れを指摘される方)
  • もやもや病にかかっている家族がいて、自分もならないか心配な方
  • 慢性的な頭痛でお困りの方
  • めまいがする方
  • 耳鳴りがする方
  • 最近、耳がよく聴こえなくなった方
  • 手足にしびれがある方
  • 歩行時にふらつく方(まっすぐ歩けない方)
  • 瞼や顔面に痙攣がある方
  • 事故などで頭部を強打した方

気になる症状がなくても検査を受けましょう

40歳になったら一度検査を受けられることをおすすめします

頭痛やめまいなどの症状をお感じで脳ドックを受診される方もおられますが、そうした自覚症状がない方にも積極的に受診していただきたいと思います。特に、40歳以上でこれまで一度も脳ドックを受けたことがない方は是非、京都市中京区のしみず脳神経外科クリニックまでご連絡ください。

脳には「正常像」という「正常な脳の基準」と言えるようなものがありまずが、40歳を過ぎた頃から少しずつ萎縮していってしまいます。ですが40歳になった時に検査を受けておいて正常像がわかっていれば、例えば20年後に検査を受けた時にそれとの比較が可能で、より正確に脳の状態を確認することができます。

命に関わる重篤な脳の病気を早期発見するためにも、そしてご自身の脳の正常像をきちんと確認しておくためにも、40歳になったら一度は脳ドックを受けられることをおすすめします。

「検査で異常が見つかるのが怖い」という方へ

「脳ドックを受けた結果、脳に異常が見つかったらどうしよう…」
そんな理由で脳ドックの受診に踏み切れない方もおられるのではないでしょうか?

「脳に異常がある」と聞いた時、大変なショックを受けるお気持ちはよくわかります。ですが、万が一、脳の異常が見つかっても、早期発見すれば良い方向へ導くことは可能で、発見が早ければ早いほどその可能性は高くなります。

「病気が見つかるのが怖い」と思って脳ドックの受診をためらう時間が長ければ長いほど、重篤な疾患が見つかった時のリスクが高くなります。脳ドックで実施するMRI検査は決して怖い検査ではありませんので、頭痛などの自覚症状の有無にかかわらず、積極的に受診するようにしましょう。